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ヴージョクロ・デュ・ヴィラージュ 2017 バンジャマン・ルルー 750ml コート・ド・ニュイヴジョクロヴージョクロヴジョベンジャミン赤ワイン【2025の人気アイテム】

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商品説明

Benjamin Leroux
バンジャマン・ルルー
ポマールのドメーヌ・コント・アルマンの責任者として名声を博したのち、バンジャマン・ルルーはイギリスからの資本協力を受け、2007年に小規模なネゴシアンをボーヌの地で立ち上げました。ワインはコート・ドール産のものに限られています。村はシャサーニュ＝モンラッシェからジュヴレ＝シャンベルタンまで、契約栽培の関係を築いていくのが目下の目標ですが、将来的にはブドウ畑の購入も考えています。

この極めて才能豊かな栽培醸造家の持つ将来性にはワクワクさせられます。バンジャマンは、果実の純粋性と極めて滑らかな口あたりをワインで表現する達人で、オークのニュアンスはほんのわずかしか感じさせないようにしています。バンジャマンのお気に入りの白ワイン用ブドウ畑のひとつが、オーセイ＝デュレスとムルソーの村境に位置するレ・ヴィルイユです。この畑のワインでは、ムルソーの特徴である重量感が、オーセイ＝デュレス脇の渓谷地の特徴であるフレッシュなミネラル風味によって、肉付けされているのです。

Vougeot Clos du Village
ヴージョクロ・デュ・ヴィラージュ
グラン・クリュのクロ・ド・ヴージョの名声が高く、印象に残る一方、ヴージョには村名格と一級畑があることは往々にして忘れられがちです。
確かに、ヴージョ村にあるブドウ畑65ヘクタールのうち、ブルゴーニュのグラン・クリュとしては例外的に大きなクロ・ド・ヴージョがその大半となる50ヘクタールの面積を占め、残された15ヘクタールのうち、プルミエ・クリュが11ヘクタール、村名格にいたってはたったの４ヘクタールしかありません。
こうした状況を考えれば、村名・一級のヴージョは影が薄くなってしまうのは致し方ない側面もあります。
しかしながら、このつつましい村名・一級ヴージョの重要性は、そのキャラクターにあります。
力強い味わいと凝縮感のある濃さで知られるグラン・クリュのクロ・ド・ヴージョに対して、村名・一級のヴージョは、どちらかというとやわらかで軽やかでエレガントなスタイルとなることが多く、いわゆる「理想上のシャンボール」を体現したワインとなる傾向があります。ヴージョ村はシャンボール＝ミュジニィ村の隣村ですから、地理的近接性から近しいスタイルとなりやすいわけですが、「理想上の」とことわった通り、実際のシャンボール＝ミュジニィ村はとりわけミュジニィやレ・ザムルーズといった南部を中心に石灰岩の母岩の上に広がる畑が多く、想像以上にミネラリィで収斂性が強い硬いワインとなることが多いものです。これに対してヴージョ村はミュジニィやレ・ザムルーズの台地の真下に広がるやや粘土質の土壌が多く、やわらかなスタイルのワインを生む傾向があります。
ミュジニィとクロ・ド・ヴージョに接するドメーヌ・ベルターニャのクロ・ド・ラ・ぺリエールを筆頭に、レ・ザムルーズと接するプティ・ヴージョ、クロ・ド・ヴージョに接するレ・クラやヴージュレのモノポール、ル・クロ・ブランのように、偉大な畑と面した畑も多く、恵まれたテロワールなのがこの村名・一級のヴージョなのです。
軽やかでエレガントなスタイルとなることが多いため、魚料理と肉料理を一本のブルゴーニュ赤で、というソムリエ泣かせの注文を頂いたときにこうした軽やかな赤があると、大変に使い勝手がよいものです。

※商品画像イメージです。
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